腸内環境が出来上がるまで
卵子と精子が出会って受精卵になって 赤ちゃんになっていきます
胎児は、まず腸管から出来ます
腸管です!! 初は腸管
胎内にいるとき赤ちゃんは無菌状態です
では、どのタイミングで腸内細菌たちが腸に住み着き始めてくれるかというと、「産道」です
生まれるとき、産道を通りながら細菌が口や鼻から赤ちゃんの体内に入っていき腸内細菌を獲得します。
が、大半は胃酸で死んでしまいます。
生き残ったわずかな菌たちが腸で繁殖して腸内細菌として活動し始めます
産道を通らずに帝王切開で生まれた赤ちゃんはどうなるの??
生後の成長過程で 色んな人に抱っこされたり、床やおもちゃを舐めたり 何を触ったのか分からない自分の手を舐めたりしながら、赤ちゃんは腸内細菌を獲得していきます。
そういう過程を経て、赤ちゃんの腸には腸内細菌たちが住み着いていきます。
ただし、帝王切開で生まれた赤ちゃんは自然分娩で生まれた赤ちゃんとは大きく違う腸内フローラバランスになることが知られています。この違いが、赤ちゃんのその後の免疫機能や脳の発達に影響している可能性があるとされ、世界で研究が進められています。
腸内PHも違います
腸内フローラバランスが決まる時期
赤ちゃんの腸内細菌は様々な菌が増えたり減ったりを繰り返しながら だんだんと安定していきます。
出生直後はなんと大腸菌が沢山になります
生後3日目あたりからビフィズス菌が増殖し始めて、生後6ヶ月頃にはビフィズス菌が腸内細菌の9割を占めるまでになります。
その後、離乳食が始まると再び劇的なフローラバランス変化が起こり、最終的にビフィズス菌は腸内細菌の1〜2割ほどに落ち着きます。
ビフィズス菌の割合が減って、その代わりに免疫力を司るクロストリジウム属の菌や、身体を運営していく上で重要な構成物をたくさん出してくれるバクテロイデス属の菌が割合を増やしてくれます。
だいたい1歳から2歳くらいまでには、ほぼ決まり
5歳くらいでほぼ確定すると言われています。
腸内フローラバランスを後天的に変化させる要因
1〜2歳で腸内フローラバランスがおおよそ決まるしたらそしたら、例えば病弱でずっと入院してるとかで 、その時期に腸内フローラが形成できなかった場合はどうなるのか??
逆に、いい腸内細菌を獲得できていたらその後は潰瘍性大腸炎とかにならないのか???
食生活や睡眠 適度な運動がポイントになります。 睡眠です! 睡眠!
睡眠と腸内細菌の話はおいおい・・・・
糖質制限やファスティング、サプリメントとかもお勧めですが、相当な食べ物制限があります。
まあ、大きな病気をする前に、日常の微妙な変化に気づいて、軌道修正ができるようになって行く知識を付けるのが一番お勧めです。
知識を付けることで、「ある程度は」腸内フローラを後天的に元気にすることができます。
持って生まれて、幼児期におおよそ決まってしまうけれど、出来ることは沢山あります
フローラバランスが悪くなる方向へは、後天的な影響が大きくなります
生活習慣
腸内環境は長期の食生活に影響を受けます。
食べ物で変わる腸内細菌
例えば牛は 草しか食べないので 肉を分解するような細菌はほぼ居ないみたいに
野生のパンダと 動物園のパンダも違う!
悪玉菌とされている ウェルシュ菌の培養実験でも 獲得している腸内細菌で繁殖度に相当な違いがあります
腸内で発生するガスの抑制度合いにも違いが出るみたいです
このガスの発生とかは 逆流性食道炎やSIBOと深い関係があります
最終手段としては、腸内フローラ移植(便移植)というのもあります
健康な腸内細菌の人の便を 不健康な人に移動させると言うもの(肛門から)
アメリカで 健康な家族のうんこを 検査もしないで飲んだ人が居るみたいですが、相当腸内問題で困っていたのでしょうか?
飲んだ人に 会って話を聞いてみたいです。。。。。。。
あとあと
一体誰の便を移植されてるのか?も気になる。。。。
健康な便が 5g ¥50000 とかで取り引きされてるとか何とか。。。。
都市伝説みたいのも気になります
●タンパク質 ●アミノ酸・ペプタイド ●ビタミンA ●ビタミンB群 ●ビタミンC ●ビタミンCビタミンE ●ビタミンK ●ビタミンD ●コエンザイムQ10 ●不飽和脂肪酸・リン脂質 |
●ミネラル ●栄養・生理機能を補助する成分 ●酵素、生菌 ●軟骨成分、ポリフェノール・ハーブ ●ポリフェノール・ハーブ
●その他 |